RECOMMEND
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

BSマイタウン通信

名古屋で出版と古本屋を一人でやっている70過ぎのジジイ。金はないけど暇はある。思うがままに綴る日常とは……。
●当店の「ホームページ」は下記をご覧下さい。
http://www.mytown-nagoya.com/
●ブログ「店主の近況・心境」は下記をご覧下さい・
http://blog.mytown-nagoya.com/?PHPSESSID=339e02ce033948d89a844f9756098c40
<< 寺子屋で浄土真宗の歴史 | main | こんなに難しいとは…… >>
山里ににぎわい、久田見祭
0
     雨に強風との予報で、すっかりあきらめていた。それが朝起きてみると雨はやみ、どうやらよくなりそうだ。9時前に岐阜県八百津町の久田見へと向かった。

     昨日は地区ごとに行われる試楽で、今日は山車の引きそろえのある本楽。久田見祭を見に行くのは初めて。ここには6両の豪華な山車があり、「糸切りからくり」という独特の技法と操作で評価は高く、国の無形民俗文化財、県の重要無形民俗文化財に指定されている。

     久田見への道は遠かった。寂しい山道ですれ違う車とてなく、一人で走らせていると、本当にやっているのか、との疑念も湧いていた。が、着いてみれば、どこから集まってきたのか、と驚くほどのにぎわいぶりだった。

     静かな山里に6両もの山車があるとは、よほど栄えた集落だったのだろう。天正のころ、西美濃三人衆の一人稲葉一鉄の子、稲葉方通(まさみち)がこの地を領した。その彼が久田見の氏神である神明、白鬚の両神社で都会にならい、この祭りを始めさせたと言い伝えられている。

     八百津は『名古屋の宮本武蔵』を書いたときに二度訪れていた。武蔵が修業したとの伝説のある五宝滝へ行くのにも迷いに迷ったが、今回はそれを上回るほどに感じさせる“秘境”だった。気温も低くて見物中も震えていたが、一帯は花の咲き乱れるのどかな山里だった。
    | 記事 | 22:11 | - | - | - | - |