BSマイタウン通信

神隠し?ヤマトさん、頼みますよ
 今日の宅急便には参った。だいたい午前10時前後には配達されてくるのだが、11時半を過ぎてもまだ来ない。インターネットで調べたら「調査中」と出てきた。嫌な予感がしてサービスセンターに電話を入れた。

 コードを伝えると出た女性は「営業所から連絡させる」と言う。が、その電話が全然かかってこない。こちらも引け目を感じながらも同じことを繰り返し、3度目でやっと向こうから電話があった。

 「お荷物が見つかりました。1時間後にはお届けできます」

 おそらくどこかに迷い込んでいたのだろう。届けられないのならそう言ってもらえば次の手も打てるが、梨のつぶてでは待っているしかない。マニュアル的な応対に頭はチンチコチンだった。

 が、見つかったと聞いて少しは安心した。無事3時前に届けられたが、向こうもわざわざ持ってこられたのだろう。そう思うと怒るにも怒れず、作り笑いでありがたく受け取ったのだった。

 荷物は今度出す予定の伊藤治雄著『円空の隠し文』という本の原稿。「隠し文」とあるだけに、隠されてしまったというのではシャレにもならない。事故や事件はなぜか、急いでいるときに限って起こる。
| 管理者 | 記事 | 15:25 | - | - |
名古屋人も夕刊ぐらいは読め!
 名古屋人は夕刊を読まない。朝刊を取っている人の2軒に1軒弱は夕刊を取っていない。確か“働き者”の豊田市では3軒のうち2軒がそうだった。

 しかし、夕刊には朝刊とは違った楽しさがある。一日を終わってゆっくり読めるのもいい。中日新聞を取っているが、いまなら杉良太郎の「この道」も面白いし、1面のコラム「紙つぶて」も楽しみだ。

 先日は「紙つぶて」でココ壱番の宗次顧問が「経営のヒント」と題して書いておられた。短い文章ながら、膝を打ったものだ。そこでは外食チェーンの極端な人件費の削減が批判されていた。

 先ごろみんなと某チェーン店に入った。注文の品がなかなか出てこないのも道理、給仕は若い女性ただ一人だけだった。その女の子がいっぺんに両手でジョッキをいくつも持ってきたのにも驚かされた。

 あのときは見かねた世話役が手伝うことになったが、いまはここまで合理化(?)が進んでいるのかと思わせるものだった。それだけに、あの一文はよけい身にしみた。顧問がどこの店のことを書かれたかは知らないが、疲れ切っている店員を見かねて、「本社に人を増やすよう電話してあげようか」と声を掛けられたそうである。

 夕刊が読まれない理由はいくつもあろう。しかし、こんなに働かされていれば夕刊を読む暇はないし、ましてや働き場がなかったら新聞を取る金もない。夕刊が読めるのはそれほどぜいたくなことになってしまったのか。
| 管理者 | 記事 | 09:36 | - | - |
目のつけどころが違う、シャープ!?
 鬼頭勝之著『女たちの徳川』ができてきた。120頁弱の小冊子だが、その中味は重い。いかにも鬼頭先生らしい本になった。

 先生は虚無僧や忍び・芸人など、あまり一般的でないものに関心を持たれている。この「すき間」「ニッチ」をねらったところに独自性と面白さがあり、先生の著作の魅力の一つとなっていた。この本も現代史学が見落としている情念や怨念の世界がまことしやかに描かれている。

 歴史はいまのように近代的・合理的に解釈できるものではない。そこには山伏や祈祷師などの暗躍する呪術や占いの怪しさがあり、人々の精神はこれに大きく支配されていた。副題にあげられた「伊勢上人・熱田上人・千姫・お亀の方」はその代表例でもある。

 先生は司馬遼太郎の描くような、男中心の史観には興味をお持ちでないようだ。とりわけ殺伐とした戦国乱世を女の目で見ておられ、新しい史観を確立したいとの意欲までうかがえる。尾張藩が“御陣女郎”お亀の方の女系図で出来上がっていたのは、先のこのブログでも紹介した通りである。

 本の題名もいい。『徳川の女たち』ではなく『女たちの徳川』。売れるとは思えないけど、それなりに話題にはなるのではないか。
| 管理者 | 記事 | 06:31 | - | - |
こんなのが「スカクウ」「スカタンクウ」か
 「本を整理したので、買い取ってもらえないか」「生活費の足しにでもできれば、ありがたい」

 こんな話は大歓迎だ。聞けばダンボール箱に20以上あるとか。とりあえず銀行で10万円を下ろし、喜び勇んで駆け付けた。

 庭に出されていた箱を開けてみた。三つめも四つめもブリタニカに世界大百科、原色百科……。事典類もあるとは聞いていたが、こんなにも多かったとは。次々と開けてみたが、雑本ばかりでだんだん気力がなえてきた。

 ……こんなこともあるのか。確かに20箱以上はあったが、多くはリサイクル本や図書館の廃棄本だった。中には商品になりそうなものもあったものの、せいぜい10数冊程度でしかない。

 結局、買い取るのをあきらめた。「多分、売れないと思いますよ。ぼくのところには合いませんので、よそに相談してみて下さい」。事前にもっと正確に聞き出しておけばと反省したが、実際にこの目で見てみないことには分からないというのも真実である。

 わざわざ“出張”して1冊を買えなかったのは初めて。いいベンキョーになった。暑さが余計に身にしみる午後だった。
| 管理者 | 記事 | 04:52 | - | - |
炎天下、いまも走っている
 このところケロちゃんを見かけない。洗面器のように小さな水槽だけに、水温も相当上がっているのだろう。さすがのケロちゃんも逃げ出したとみえる。

 このクソ暑さがいかにも夜叉ケ池らしい。未明にスタートし、いまも走っている。走り出したころはウルトラなど考えてもいなかったが、折しもこの大会ができ、とんでもない世界にはまり込んだ。

 しかし、60歳の大台に乗ったら、完走できなくなってしまった。1年目も2年目も。もうだめかとあきらめかけていた63歳のとき、意外に調子よく走れた。

 40キロほど残したところで、左足首がおかしくなってきた。が、ここでリタイアしては……と無理をしてしまい、完走した喜びも束の間、それが致命傷になって走るに走れなくなってしまった。昨日は自転車だったのに、足首がうずいてきた。

 常連ランナーの中には70歳を超えている人も多い。そして、この暑さの中、次々とゴールに駆け込んでくる。すごい男たちに乾杯! こちらは参加することもできず完敗……。
| 管理者 | 記事 | 09:38 | - | - |
よりによって、こんなときに
 今日、明日は夜叉ケ池伝説マラニック。今年は欠場するため、N君と自転車で応援に。この猛暑な中、138キロ走るとは見上げたものだ。

 自転車で会場(岐阜県・神戸町)へ2時間ちょっとで駆け付けた。帰りはバテバテで、3時間以上もかかってしまった。おかげで肌は火傷したように赤くなり、目も紫外線にやられて痛い。

 自転車にしてもこうだ。ランナーたちはさぞかし大変だろう。いまごろは第一ステージを走り終え、疲れをいやしながら明日の第二ステージに備えていることだろう。

 この大会も今年が18回目。すっかり真夏の風物詩となっている。が、開会式では運営も資金的に厳しくなってきたという話も出ており、この先が心配でもある。

 見ていたところ、テレビも2社入っていた。日本テレビの「バンキシャ」(明日放送予定)とCBCの「イッポウ」(来月3日放送予定)。すごい男たちのドラマはまだ始まったばかりだ。
| 管理者 | 記事 | 19:03 | - | - |
尾張藩は女系図の“お亀帝国”
 鬼頭さんの新著『女たちの徳川』は歴史を女の目でも見よと教えてくれている。とかく表舞台で活躍する男ばかりに目が行きがちだが、その実、陰で男を動かしているのが女なのである。あなただって奥様に体よく操られているのでは?

 同著によると、お亀の方は家康お抱えの御陣女郎だった。御陣女郎というのは戦場に赴いて色々な“お仕事”をする女性たちだ。これらのギョームなど詳しいことは本を読んでほしいが、近年、古戦場から女性の骨が意外に多く出てくることに関心が高まっている。

 お亀の方が御陣女郎のときに生んだのが竹腰正信・石川光忠・仙千代(早世)だ。その後、家康に見初められて側室となり、2人の間にできたのが尾張藩祖となる義直だった。お亀の方の兄弟には志水忠宗や家康の側近山下氏勝の妻になった女性などもいる。

 尾張藩に置かれた5人の1万石以上の“家老”のうち、竹腰・石河・志水の3人がお亀の方から出て、代々、藩主を支えることになる(他の2家、成瀬・渡辺は家康なじみの三河出身)。こうして見てくると尾張藩はお亀の方の系図で塗り固められた“お亀帝国”と言っても過言ではない。そして、その父親が石清水八幡の修験であり、長々と書いてきたが、マルハチの由縁もここにあったというわけだ。

 尾張藩はお亀の方を求心力として成り立っていた。女の目で歴史を見つめ直した鬼頭先生の本は近々出来上がってくる予定。A5判・120頁・税込み2100円(200部)。
| 管理者 | 記事 | 03:31 | - | - |
マルハチの意味するものは
 名古屋の市章、八を○で囲んだマルハチは何に由来しているのか。これまでは尾張8八郡から来たとされているが、それは単なる俗説にすぎない。ましてや縁起担ぎで末広がりの八の字を持ってきたわけでもない。

 これを教えてくれるのが古文書の勉強会でお世話になっている鬼頭勝之先生の新著『女たちの徳川―伊勢上人・熱田上人・千姫・お亀の方』だ(小社刊)。マルハチは尾張藩が使ってきたものだが、これには深い意味がある。八は八でも京都にある石清水八幡の八なのだ。

 信楽焼きのタヌキもマルハチと書かれた通帳を持っている。先生はタヌキにマルハチと書かれるようになったのは明治になってからのことで、どうも八幡信仰とは関係ないようだとして、そこまでは踏み込んでおられない。が、明治以降から採用されたものだったとしても、タヌキでも八幡を信仰していると考えてのことではなかったのか。

 尾張藩と石清水八幡がなぜ関係するのか。これは藩の成立にまでさかのぼることで、初代藩主義直の生母お亀の方(相応院、菩提寺は千種区の相応寺)と深くかかわっている。スペースがなくなったので、この続きは明日に――。
| 管理者 | 記事 | 19:05 | - | - |
えらい買い物をしてしまった
 「いまどきクーラーもなしで、死んじゃうわよ」

 尿房が怒り出して、とうとうヤマダ電機へ。5万円台のものもあるにはあるが、工事費を入れると7万円くらいになり、さらに悪いことに初めてなら特別のコンセントが必要で、これに1万円ほどかかるとか。それでは本体の割に、高いじゃないかい。

 買うのもバカらしくなり、その場をすごすご退散。帰り道、リサイクル店をのぞくと、2008年型が工事費込みで39800円とある。特別のコンセントも「なしでやっちゃいましょう」ということになり、しかも「今日中に使ってもらえるようする」とまで言ってくれた。ヨシ、買った!

 これでどうにか尿房の怒りが納まってきた。エアコンどころか扇風機もなしできたのに、怒り出したところを見ると、この暑さはさすがに応えたらしい。でも、こっちはパンツ一丁でだらだら汗を流すのが夏の健康法だと思っている。

 えらいもので店長と若者2人が来て、この暑いのにすぐに取り付けてくれた。人件費だけでもバカになるまい。それにしても、よくも値打ちにやってくれたものだ。

 こちらはそんな風に用はなく、冷たいビールでも飲んでいた方がましだ。熱中症でぶっ倒れる人も続出しているとのことだが、どんどん暑くなってくれ。暑いのは好きだ。
| 管理者 | 記事 | 14:22 | - | - |
雲上温泉で老体の肌もスベスベ
 バスのパック旅行で1泊2日の万座温泉へ行ってきた。草津温泉の反対側にある、山の中の温泉だった。それも標高1800メートルの高さにあり、硫黄含有量は日本一だとか。

 参加費15000円でこんなにも楽しめるのかといった内容だった。1日目は長野市内で昼食、その後、北斎の町・小布施の散策と白根山の湯釜を見て万座温泉へ。2日目は午前中に白糸の滝と軽井沢を楽しみ、昼食後、車山・霧ヶ峰両高原で遊んで帰路についた。15000円でよくもこんなにできるもんだというのが実感だった。

 どの業者も必死に頑張っていた。15000円の中から食堂やホテル、当の旅行会社も、どれくらい取り分があるのか。ホテル聚楽というところに泊まったが、バイキングではあるものの、地元の食材がいっぱいあって大満足だった。

 こう安くできるとなると、自分では行く気にならない。どの業者もこれだけでやっていける努力をしているのだろう。大変な時代になったものだが、15000円がこんなに価値があるとは。

 一番のみやげは軽井沢の古本屋で仕入れた古本10数冊。いい品ぞろえの店だったが、来月に閉店されるとか。帰りの車中で見た映画、女座頭市の「ICHI」も面白かった。
| 管理者 | 記事 | 18:46 | - | - |
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< July 2010 >>

このページの先頭へ