2010.03.10 Wednesday
ちょっと宣伝になりますが……
先ごろ、サンヤツを出した。よくある新聞1面の記事下、3段8分の1の出版広告だ。出したのは拙著『アマゾンマーケットプレイスでおこづかいっ!―古本屋やろうよ』などである。
このたび、この本を増補版で出した。不況のせいで“おこづかい”が魅力なのか、当社の本としてはめずらしくよく売れた。出版以来、ポツポツポツポツと出ていって、これが三度目の増刷である。
とはいっても、その数は知れている。初版と二刷りがそれぞれ250部、そして今回の増補版が200部、全部合わせてもまだ700部でしかない。しかし、ありがたいことに着実に売れてゆく。
今回は特にアマゾンに出品しておこづかいを稼ぐとか、さらに高じて古本屋を目指すなど、そのための方法を具体的にQ&A形式で増補した。これは読者からの問い合わせや「古本屋やろうよセミナー」などで出された疑問・質問などに答えた形でもある。そうしたこともあって190頁だった本が240頁になった。
しかし、アマゾンでの販売や古本屋の開業を勧めはするが、だれにでもできるというものではない。条件はただ一つ、本が好きということ。古本屋は地味な仕事で、取り扱う金額もわずかなもの。金もうけを第一に考えるのだったら、何か他の仕事を探した方がよさそうだ。
それでも本が好きな人には面白いショーバイである。趣味が仕事になり、仕事が趣味になる。お金は二の次で人生、楽しんだ方が勝ち!という本好きにはいっぺん読んでもらってもいい本なのかもしれない。定価は据え置きで税込み1470円ナリ。
| 管理者 | 記事 | 05:13 | - | - |
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2010.03.09 Tuesday
改めて名古屋に感謝する日々
昨日の話から、もう一つ。通販をしていると、名古屋に住むありがたさがよく分かる。名古屋は日本の真ん中にあって「中京」とも呼ばれたりする。ここに立地するというだけで、ものすごい恩恵を受けてきた。
博覧会や大規模なイベントが名古屋で開かれるのも、全国から人を集めやすいところにあるからだ。これが北海道だったり九州だったら、こうはいかない。招くだけでなく出向くにも便利なのだが、実は通販でもこのご利益を大いにあずかっている。
アマゾンでは受注すると2日以内に発送しなければならない。早くお届けするのが通販の命で、そのお客も輪を掛けてせっかちなのだ。遅れたりして「評価」に「悪い」などと書き込まれたら、取れる注文も取れなくなってしまう。
ここ名古屋からの発送なら、東だろうが西だろうが、大体同じように行く。先日、沖縄の人がアマゾンで頑張っているとの記事を見た。沖縄からとなると、北海道へ届くのは何日後になるのだろうか。
その人は一日も早く届けるため、発送作業は家族総出だと言っていた。以前、奄美大島だったかどうかははっきりしないが、向こうの方の島で古本屋をやっている人から注文をいただいたことがある。そうしたところでもできるというのに驚かされたものだ。
しかし、名古屋でしているのとはかなり違うはずだ。第一、仕入れなどに行くにも、大層な金と時間がかかる。こう考えると名古屋でやれるありがたさに感謝しないではおれない。
| 管理者 | 記事 | 19:46 | - | - |
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2010.03.08 Monday
発送作業にいそしむ平凡な日々
当たり前のことだが、通信販売は対面販売とは違い、品物を直線手渡しできない。売買は買い手にお届けして初めて成り立つ。そのために伴う梱包・発送などが通販では結構わずらわしくもある。
しかし、これが嫌だという人に、この商売は向いていない。商品が売れてうれしい、一日も早くお届けしようという気持ちになって、喜んで一連の発送作業のできる人間でなくてはなぬ。こうした心がけで一日平均10個前後の荷物を作り、帰りがけに近くの郵便局に届けてその日が終わるのである。
「あれっ、なんだこりゃ?」
今日、宛名を書いていて、その手がとまってしまった。発送先に市市市と「市」が三つも続いてきたからだ。四日市市と書くとき、市が二つあるのにも違和感を覚えるのに、同市には市場町という町名もあったんだ。
さすがに市が三つも続くと、ちょっかいを出したくもなる。上市場・下市場などと、市市の次に何か一字入れられないものか。その町へは行ったこともないので知らないが、二つに分けるほど大きな町ではないのか。お客様の町を思いながら、しばらく考えてしまった。
ちなみに、封筒は住所・氏名などをプリントアウトした方が速そうだが、それを切ってノリではり付けたりしていると、そんなに変わらないのではないか。いまどき手書きで送られてくる古本など、なくなってしまった。しかし、アナログ人間の当方としてはいまだにこのやり方でやっている。
荷物を10個作るにはかなりの時間がかかる。しかし、これを黙々と、コツコツとやれる人でないと、この商売はでそきそうにない。オタクにはこれがまた向いているんだよね。
| 管理者 | 記事 | 09:27 | - | - |
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2010.03.07 Sunday
鷲津・丸根を守った人々の怨念は
いま桶狭間合戦の本を編集している。なかなか出せないのでイライラしているが、この戦いはあまりにも謎と言うか、分からないことが多すぎる。両雄がたがいに布陣し合って戦ったわけではないので、よけいにそうである。
いまから450年前の永禄3年5月19日、信長は今川方に属した大高城の付け城、鷲津・丸根の両砦が攻撃されたとの急報を受けた。が、非情にもそれを見捨て、救援には向かわなかった。信長は義元の首一つに賭けており、両砦は捨て石にされたのだ。
日本軍にとっては沖縄も、この両砦と同じようなものだった。アメリカ軍の本土上陸を一日でも遅らせる、そのためには島が犠牲になっても構わない。こうしていまに至るまで、沖縄の悲劇が続いている。
鷲津・丸根両砦を守っていた将兵と同じように、捨て石にされた沖縄県民は浮かばれまい。これまでの苦労を思うと、一日も早くそれに報いる必要がある。鳩山さんがどのような結論を出すか注目されるところだが、このごろ報じられている感じでは基地の県外移転はトーンが落ちてきているようにも思われる。
政府は5月中に結論を出すと言っている。こちらは遅くても5月19日付で本を出さなくてはならない。ともに待ったなしであり、このごろ両砦と沖縄が妙に似たように思えてきてしまう。
| 管理者 | 記事 | 07:14 | - | - |
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2010.03.06 Saturday
真剣に沖縄をガクシューしなくては
沖縄の基地問題が大詰めを迎えているが、これだけマスコミを賑わせながらも、普天間や嘉手納、キャンプシュワブが沖縄のどの位置にあるのか、よく分かっていない人が多いのではないか。それどころかいつも出てくる那覇市・沖縄市・名護市や嘉手納町の位置すらがあやふやなのでは。何を隠そう、このぼくがそうだ。
先ごろ、島根県や鳥取県を「日本のチベット」と発言して両県から批判を浴びた政治家がいたが、沖縄はそれら以上に遠いところに感じられてくる。沖縄は先の大戦では本土の防波堤とされ、その犠牲はいまにも引き継がれている。
基地問題を紹介するとき、どの新聞も沖縄の地図をこまめに載せている。そのたびにいちいち確かめるようにして見るのだが、遠い“国”とあってなかなか頭に入らないのが実状だ。沖縄の地理と歴史をもっと学習しなくてはならない。
新聞1面にあった「普天間移転先に10候補」「8日に移設案提出」の記事を読んでいて、これほど騒がれながらわが身のあいまいさを反省してしまった。テレビに映し出されるキャンプシュワブの美しい海は頭にあっても、これが沖縄のどのへんの位置にあり、何市に属しているのか。分からないのに分かったようでいるのがぼくだけならいいのだが(ドラマの「ちゅらさん」を見ていなかったので、よけいに遠く感じられるのかも)。
| 管理者 | 記事 | 06:50 | - | - |
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2010.03.02 Tuesday
ストーブともあと少しの付き合い
はや3月だ。このところ、めっきり暖かくなった。2月があっという間に過ぎてしまった。
今日、ツクシをいただいた。もう出ているのかと感心する一方、ハカマを取る面倒くささが思いやられた。今度いっぺん昨年見つけた、内緒の群生場所へ行ってみたろ。
プランターに生えていたかいわれ大根が柄にもなく大きくなってしまっている。冬場は育ちが悪く放っておいたら、かえって青々と成長していた。これを油でいため、花カツオをかけて食べると、うまいんだよなあ。
そんなわけで晩酌は草食系となった。ツクシも大根の葉もなかなかの珍味だった。今日は月の替わりめでもあり、妙に季節感にひたれる一日だった。
これからは日を追って暖かくなる。プランターをまたいじってみたくもなってきた。長かった冬も終わり、いよいよ春がやってくる。
| 管理者 | 記事 | 05:15 | - | - |
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2010.02.27 Saturday
祭りのあとはこんなもの……
足は痛いし、ノドはガラガラ。昨日の国府宮はだか祭。ちょっとガンバリ過ぎた。
当日はめずらしく雨だった。十何年もやってきたが、雨に降られたのは初めてのこと。テレビでも22年ぶりとか言っていた。
雨でもみんな出てくるのがお祭りだ。友人の町内に交ぜてもらい、「わっしょい」「わっしょい」のかけ声も勇ましく、儺追笹を一宮から稲沢まで運び込んだ。40人ほどで出た集団は途中の神社で合流し、4集落200人ほどにふくれ上がっていた。
半分くらい来たところで、足の付け根が痛み出した。日ごろいかに走っていないかの証明みたいなもの。その痛さをこらえながらの“パレード”は結構きつかった。
幸いカゼを引かずにすんだ。まだ体に酒が残っている。体には酷だったが、心にはいい休日となった。
| 管理者 | 記事 | 17:02 | - | - |
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2010.02.26 Friday
昨日に続き、また考えてしまった
次に来るのは食糧危機か。中国など新興国の人たちが先進国並みに肉を食べ出したら、食べ物は人間よりも家畜に回されてしまう。代替ガソリンがトウモロコシを高騰させたようなものである。
いま中国や韓国などは将来に備えてアフリカの国土を買いあさっている。自分の国ではないものの、一種の“直轄地”か“天領”みたいなものだ。現地ではこうした“支配”が問題になり出したりもしている。
日本は金で食糧を確保しているが、こんなことがいつまで通用するのか。国内では農業を担う人が高齢化し、耕作放棄地は増えるばかりだとか。食糧の自給率を高めなければ、金では買えない時代がやってくる。
明治に出た『凶荒図録』(小社刊)にはそんな絵も出ている。小判を何枚も持った旅人が道端でのたれ死にしているのに、その金をだれも拾おうとしない。金などあっても買うものがなく、まったく役に立たないのだ。
食糧が戦略物資とされたら、日本はどうにもならない。そのためにも、いまから農業立国を目指さねば。みんなが餓死するようなことになっても、一日二食主義のこちらはちょっぴり長生きできるか!?
| 管理者 | 記事 | 06:13 | - | - |
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2010.02.25 Thursday
ガソリン入れて考え込んだ
このところガソリンが高値で“安定”している。セルフの店でもレギュラー1リットルが126円から128円くらい。こちらは自分でやるのが面倒で、セルフにはいったことがない。
その代わり、業転物を扱う無印スタンドで給油してもらっている。ここならやってもらえるうえに安い(いや、正確に言えば安かった)。ところが最近はじわじわ値上がりしてきて、いまリッター122円ほどになってきている。
客は値動きに敏感で、閑古鳥が鳴き出した。安いのはありがたいが、質が劣るのでは……との思いがあるからだろう。両者にそれほど開きがなければ、ブランドものへと流れてゆく。
業転物が値上がりしてきたということは石油がだぶついていないのだろう。それだけにこれを扱う店は苦しいにちがいない。また、ガソリンそのものの売り上げも落ちてきているらしい。
先日会った家族でしているスタンドの経営者は「セルフ化には金がいり、小規模の店ではダメだ」「いま行われているセルフ化も元売りにやってもらっているのが実状」などと話していた。その元売りもジョモがエネオスに吸収されるなど、元売りも小売りもガソリンを買うわれわれ消費者も大変ということか。
| 管理者 | 記事 | 10:54 | - | - |
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2010.02.24 Wednesday
13年後、かくあれるのか
昨日は偶然、80歳というお客が2人あった。一人は戦国史に関心のある方、もう一人は戦国史をテーマにしている作家。ともに年齢を感じさせない元気さだった。
前の人は『武功夜話』など古書を1万円ほど買って下さった。量が多くなりすぎて、郵送することに。話をしていると相当の蔵書家で、読書や研究もなかなかのようだった。
もう一人は遅れて作家デビューした方。「西沢周平や山田風太郎など晩年は書いていないけど、こちらはまだ書きたいテーマがいっぱい」。この方も意欲は旺盛で、いまも作品を発表されている。
二人はちょうど入れ違いになった。ごいっしょされていたら、話がはずんだにちがいない。このお二人との雑談で営業時間の大半が過ぎてしまった。
今年の5月で67歳になる。13年後にあれだけ元気でいられるかと思うと、ちょっと自信がなくなってくる。目は心の鏡とも言うが、お二人とも視力は抜群のようだった。
| 管理者 | 記事 | 07:46 | - | - |
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